今週の注目は毎年8月恒例のジャクソンホールシンポジウムである!
日本のお盆明けとなった週明けは、もう少し相場も動くかと思われたが、特に為替は夏枯れ相場らしい落ち着きが続いていた。
しかし・・・・・週末8月22日(金)23時に開催されたジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演が大きな波乱を呼んだ。
ジャクソンホール講演のポイント
パウエル議長は22日、インフレ懸念が残る中でも労働市場の下振れリスクが高まっていると指摘し、9月の利下げに道を開く姿勢を鮮明にした。
「政策が景気抑制的な水準にある以上、基本見通しやリスクバランスの変化が政策調整を正当化する可能性がある」と述べ、雇用統計の弱さを重視した形だ。

これを受けて、市場の利下げ観測は一気に拡大。CME FedWatchツールでの9月利下げ確率は70%台前半から90%近くに急上昇した。
株式・債券・為替市場の反応
- 株式市場:NYダウ、ナスダック、S&P500はいずれも急騰。日経先物もつれ高となった。
- 米国債市場:長期金利は急低下し、利下げを織り込む動きが加速。
- 為替市場:ドル売りが一気に強まり、ドル円は146円台から急落。わずか数時間で2円以上の円高ドル安が進行した。

今後の注目点
ジャクソンホール前後の通貨強弱を見ても、ドル売りの流れが鮮明に表れている。のらりくらりとした夏相場から一転、ドル安トレンドが9月相場へ継続するのかが焦点となる。
2025/08/23 投資助言者【馬】


