日曜日, 2月 15, 2026
ホーム為替トランプ米大統領とマスク氏のプロレスが始まった!?

トランプ米大統領とマスク氏のプロレスが始まった!?

米雇用統計ウィーク、材料相次ぎドル円は乱高下!ECBは8会合連続の利下げへ

今週の為替市場は、米雇用統計を控えていたこともあり、一進一退の展開が続きました。週前半に発表された「ADP雇用統計」や「ISM製造業・非製造業」などは市場予想を下回る弱めの内容となり、ドル売り圧力が強まりました。ドル円も下値を試す展開が続き、円高トレンドがじわりと進行しました。


ECBは予想通りの利下げ、だが「次は様子見」とのスタンスも?

6月5日(木)の欧州中央銀行(ECB)理事会では、8会合連続となる25ベーシスポイント(bp)の利下げを発表。声明では「インフレは中期目標の2%に近づいており、金融政策は転換点を迎えつつある」との文言も盛り込まれました。

ラガルドECB総裁は記者会見で「新型コロナ、ウクライナ戦争、エネルギー危機といった複合的なショックに対応してきたサイクルの終盤にある」とし、これ以上の利下げについては慎重な姿勢を示しました。

また、米国が打ち出した関税政策にも言及し、「不透明感を高め、ユーロ経済にとってリスクとなり得る」と警戒感もにじませています。この発言を受け、ユーロは一時的に買い戻され、ユーロドルは1.14台を大きく上抜けましたが、さらなる上昇には米ドル側の弱さも必要であり、1.16超えを視野に入れるには慎重な見方も広がっています。


雇用統計前日に「トランプ vs マスク」の政財界衝突が勃発!

雇用統計を前日に控えた6日(木)、市場に突如波紋を広げたのが、イーロン・マスク氏とトランプ大統領の対立激化というニュースでした。

発端は、マスク氏がトランプ政権が推し進める大型法案「One Big Beautiful Bill Act」に対し、「財政赤字を2.4兆ドルも拡大させる」と強く批判したこと。これにトランプ大統領が激怒し、マスク氏を「正気を失った」と非難、政府との契約見直しを示唆するまでに発展しました。

マスク氏も黙っておらず、「トランプ氏はエプスタイン関連文書の公開を妨げている」と発言。さらに弾劾を求めるという過激な応酬へと発展しました。この騒動の影響で、テスラ株は一時14.2%の急落、マスク氏の個人資産も1日で約330億ドル減少したと報じられています。


6月6日(金)の「米雇用統計」、予想を上回る結果に

6日(金)21:30に発表された注目の【米雇用統計】では、「非農業部門雇用者数」13.9万人(予想:13.0万人)と予想をやや上回りました。「失業率」は4.2%と市場予想通り。「平均時給」前年比+3.7%(予想:+3.9%)事前に弱かった【ADP雇用統計】とは対照的に、米労働市場の強さが改めて示されました。

この結果を受けて、トランプ大統領は「欧州はすでに10回も利下げをしている。我々も1ポイント利下げすべきだ」とSNS上でコメントし、「FRBの行動の遅さが最大の問題だ」とFRBへの圧力を強めました。この投稿をきっかけに、ドル買いが再び強まる展開となりました。


ドル円は方向感を模索しつつも、激しい乱高下が続く展開に

今週のドル円は、材料による上昇と下落を繰り返し、ややレンジ色の強い乱高下相場となりました。下値は底堅いものの、上値も重く、ファンダメンタルズや要人発言で一時的に方向感が揺さぶられています。

週末時点での通貨強弱を見ても、円高・ドル安の流れが優勢ですが、どちらに大きく傾いてもおかしくないほど、相場は不安定さを抱えています。ドル円のみならず、クロス円・ドルストレートも含めて、引き続きボラティリティの高い局面が続くと見られ、注意が必要でしょう。


6月第2週となる6月9日(月)からの注目の材料などは・・・・

6月9日(月)豪州休場

6月10日(火)ゴト日

6月11日(水)

21:30~米消費者物価指数CPI

6月12日(木)

15:00~英GDP・貿易収支・鉱工業生産指数・製造業生産高

21:30~米新規失業保険申請件数・生産者物価指数PPI

6月13日(金)

23:00~米ミシガン大学消費者信頼感指数

などなどとなっております。

2025/06/07 FX専門投資助言者「馬」

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