土曜日, 2月 14, 2026
ホーム為替トランプ米大統領来日からFOMC・日銀会合まで、激動の一週間を振り返る

トランプ米大統領来日からFOMC・日銀会合まで、激動の一週間を振り返る

欧州が冬時間に移行した今週、10月最終週のマーケットは「激動」と呼ぶにふさわしい展開となった。
なかでも注目を集めたのは、トランプ米大統領の来日と高市早苗首相との初の首脳会談。両首脳が笑顔で握手を交わす姿は、日米関係の緊密化と市場の安心感を象徴する場面となった。
トランプ大統領は終始フレンドリーな姿勢を見せ、片山財務相とベッセント米財務長官の良好な関係も含め、「日米蜜月」ムードが強まった週といえるだろう。

米FOMC:政策金利を引き下げ、パウエル議長はタカ派トーンに転じる

10月29日(水)のカナダ中銀(BOC)政策金利発表では予想通りの据え置きに続き、深夜27:00発表の【FOMC/FRB米国政策金利発表】では政策金利の引き下げが決定された。声明文では「今後も経済見通しを注視し、最大雇用と2%インフレの達成を目指す」と慎重な姿勢を維持。しかし、パウエルFRB議長は会見で「追加利下げを急ぐ必要はない」と発言し、利下げ打ち止めを示唆するタカ派的メッセージを残した。

日銀:政策金利据え置き、植田総裁は年内利上げに慎重姿勢

FOMC翌日に開催された日銀金融政策決定会合では、予想通り政策金利を据え置き。
植田総裁は「年内の利上げは慎重に判断する」と発言し、金融緩和スタンスの継続を示した。
この結果、日米金利差の縮小は当面見送りとなり、為替市場では円安が一段と加速する展開に。

米株:3指数そろって史上最高値を更新

米国株式市場は圧倒的な強さを維持。
NYダウ・ナスダック・S&P500の3指数すべてが史上最高値を更新し【アメリカ株バブル】とも言える勢いを見せた。
アップル、マイクロソフト、グーグル(アルファベット)などのテック大手が好決算を発表し、リスクオンの流れを牽引。投資マネーはリスク資産に一気に流れ込んだ。

日本株:高市トレード第2幕、日経平均は5万2000円台へ

日本市場も強烈な買いが継続。
ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロンといった半導体関連が相場を牽引し、日経平均はついに5万2000円台へ突入。
週前半には46,000円台から47,000円台へ大窓を開けて上昇、その後いったん窓を埋める調整を挟みつつ、再び史上高値圏での大引けとなった。
市場では「高市トレード第2幕」との呼び声どおりに過熱感も最高潮へ!

為替:ドル高・円安が一段と進行、ドル円は154円台へ

ドル円相場は週初の146円台からスタートしたが、高市政権発足後には上窓を開けて急上昇。
その後も一度も窓を埋めることなく上昇を続け、最終的に154円台で取引を終了した。
ユーロドルは依然としてレンジ内の動きながらも、ユーロ安傾向が進み、典型的な「ドル高・円安」構図が再確認された週となった。

通貨強弱を見ると、10月はユーロ・ポンドともに横ばい推移。ドル買いは限定的だったものの、円だけが独歩安を演じたことが顕著である。

今後の焦点:継続か、反転か

このまま株高・円安・ドル高のトレンドが11月以降も続くのか、それとも「熱狂の反動」が訪れるのか!?
「全てが上がっている時こそ危うい」という市場格言を忘れてはならない。
今こそ利益確定と防御のバランスが問われる局面だ。

日本は11月初週が祝日休場でのスタートとなる。
相場の転換点が近いのか、さらなる円安加速の序章なのか──。
11月相場の幕開けに、マーケットの視線が集まっている。

2025/11/01 投資助言者【馬】

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