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【徹底解説】7月相場アノマリーと注目イベント

2025年もいよいよ7月相場へと突入し、相場は折り返し地点を迎えます。今回は、毎月恒例の「アノマリーシリーズ」として、7月相場にまつわる過去の傾向や今年の注目点を整理してお届けします。


◆ 7月最大の注目材料は「円安アノマリー」

7月は、過去から「円安・ドル高」が進みやすい月として知られています。リーマンショック以前の統計では、その発生確率は実に約78%と、年間で最も信頼性の高いアノマリーの一つでした。
リーマン後の25年間で見ても「約60%」と高水準を維持しており、2025年もこの傾向が再現されるかが注目されます。


◆ 背景には株式市場の需給アノマリーも

6月決算企業やETFの動きによって、6月下旬から7月上旬にかけては株式市場の需給が改善する傾向があります。一方で、7月後半からは有名な「七夕天井・天神底」というアノマリーが存在します。

  • 七夕天井:7月7日頃に相場が天井を打ちやすい
  • 天神底:天神祭(7月24日・25日)頃に底を付けやすい

この時期以降、市場は「夏枯れ相場」へと突入しやすく、値動きの鈍化や売買高の減少がみられることも多くなります。


◆ 米国では「サマーラリー」も発生しやすい

米国市場では、7月4日の独立記念日(インデペンデンス・デー)から9月初旬のレイバーデーまで、サマーバケーションに入る前に株価が上昇しやすいとされる「サマーラリー」がよく知られています。

  • 2025年の独立記念日:7月4日(金)
  • 2025年のレイバーデー:9月1日(月)

この動きがドル円など為替市場にも波及するかは年によりますが、近年は連動性が高まっており、無視できない傾向です。


◆ ドル円・ユーロドルの過去データにも注目

  • 過去14年間の7月ドル円平均変動幅約473.8pips
  • 過去14年間の7月ユーロドル平均変動幅約436.3pips

6月のボラティリティは全体的に低下しましたが、例年7月は再び変動率が拡大する傾向があります。今月もリスク管理には一層の注意が必要です。


◆ 金融政策イベントが集中する1カ月

7月は、世界の主要中銀による政策金利の発表が相次ぎます。特に月末には、日銀とFRB(FOMC)が同日発表となる異例の展開が控えており、マーケットの注目度は極めて高いものとなるでしょう。

【2025年7月の主な政策金利スケジュール】

  • 7月8日(火)13:30 RBA(豪中銀)政策金利
  • 7月9日(水)11:00 RBNZ(NZ中銀)政策金利
  • 7月24日(木)20:00 TCMB(トルコ中銀)政策金利
  • 同日21:15 ECB(欧州中銀)政策金利
  • 7月30日(水)22:45 BOC(カナダ中銀)政策金利
  • 同日27:00 FOMC(FRB)政策金利
  • 7月31日(木)時間未定 BOJ(日銀)政策金利

さらに、8月1日(金)21:30には米雇用統計も控えており、週末まで波乱含みの展開となる可能性があります。


◆ 投資家にとっての「アノマリー」の活用法

アノマリーは「儲けるため」ではなく、「資産を守るため」のリスク認識ツールとして捉えることが重要です。
相場がどのような方向に動く可能性があるか、過去の傾向からヒントを得ることができます。

2025/06/30 FX専門投資助言者「馬」

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